「ごめんなさい、今は必要ないです」って言われた瞬間、涙が止まらなかった。
「自分って、誰にも必要とされてないのかも…」
そんなふうに思ったのは、初めてじゃなかったけど、
今回ばかりは、本当に心が折れそうだった。
スマホに届いた、たった一通のメッセージ。
「ごめんなさい、今は必要ないです。」
自分なりに勇気を出して、丁寧に気持ちを込めて書いたメッセージだった。
何日もかけて考えて、ようやく送った提案だった。
でもその答えがこれか…と、しばらく画面を見つめたまま動けなかった。
情けなくて、悔しくて、涙が止まらなかった。
「やっぱり無理なのかな…私には。」
そうつぶやいた瞬間、自分でもゾッとした。
私の知識や経験だって、誰かの役に立てるって。
でも現実は、何の反応もなくて、たまに返ってくるのは「今はいいです」の一言。
発信しても、いいねもゼロ。
LINEに登録してくれた人もゼロ。
個別相談もゼロ。
ゼロ、ゼロ、ゼロ…続くゼロの列に、自信も一緒に吸い込まれていくみたいだった。
でもね。
あるとき、自分のノートを見返していたら、ある共通点に気づいたの。
「私、いつもタイミングを間違えてるかもしれない…」って。
いきなり売り込んでる。
相手の状況を知らないまま「申し込んでください」って迫ってる。
まるで知らない人に、いきなり家に来てって言ってるようなもので。
そんなの、断られて当然なんだよね。
でも、私は“断られる=私がダメ”って、無意識に結びつけてしまってた。
そこで出会ったのが、「申込辞退安心法」という考え方。
正直、名前はちょっと地味。
でも内容を知ったとき、涙が出るほどホッとした。
それは、「断られても傷つかない方法」なんかじゃなくて、
「お客さんが自然に『今じゃない』と言える仕組み」だった。
無理に売らなくていい。
ちゃんと段階を踏んで、相手の心が動いたときに、初めて一歩進んでもらえばいい。
そのために必要なのが、感情設計だった。
・今どんな気持ちの人に、
・どんな言葉を、
・どんな順番で届ければ、
相手が安心して、次の一歩を踏み出せるのか。
“売り込み”じゃなくて、“伴走”。
相手の心の流れに寄り添って、
必要なタイミングで必要な提案ができるようになる。
この設計図を持ってからは、
「断られること=価値がない」っていう恐怖から解放された。
それどころか、前より丁寧に関係を築けるようになった気がする。
私は、特別な才能があるわけじゃない。
ITも苦手だし、ツールの使い方も正直まだ迷う。
でも、“仕組み”を知ってから、前に進めるようになった。
あなたがもし今、
「断られるのが怖い」
「売り込みがつらい」
「誰にも届かない気がしてる」
そんな思いを抱えているなら…
これは、私みたいな“怖がりなあなた”のための、優しいマーケティングの教室だから。
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