やること全部決めたのに、なぜか1ミリも動けなくなった——完璧な逆算が私を潰した話。
「やることを明確にすれば、動けるようになる」
そう信じてた。
私は予定を立てた。
カレンダーを見ながら、未来の自分の姿を思い浮かべて。
Instagram投稿は月・水・金。
LINE配信は火曜と金曜。
メルマガは日曜。
YouTubeは月2回。
リールで集客導線を作って、体験セッションに誘導する。
すべてが順調にいくはずだった。
この通りに進めば、私のビジネスはちゃんと育っていく。
そう思ってた。
でも、私は1ミリも動けなかった。
投稿ができない。
文章が書けない。
動画の録画が進まない。
気づけば時計の針が夕方を指していて、
「また今日も、何もできなかった」とため息がこぼれる。
完璧な逆算だったはずのスケジュールが、
私の心を重たくしていた。
昔の私は「それは目標が曖昧だからじゃない?」って言っていた。
でも今ならわかる。
やる気が出ないんじゃない。
決めすぎて、動けなくなってるだけだったんだ。
理想のスケジュールは、
“理想の私”がこなす前提で作られていた。
でも実際の私は——
投稿に2時間かかる。
写真がうまく撮れない。
文章がまとまらない。
Canvaの使い方も、いまいち自信がない。
家のこと、家族のこと。
思うようにいかない毎日を抱えたまま、
“理想の私”のシナリオをなぞろうとしていた。
そして、ひとつできないだけで、全部が崩れた。
「リールが作れなかった」
→ 「じゃあ投稿も遅れる」
→ 「その投稿にリンクさせてたLINE配信もずらさなきゃ」
→ 「予約フォームも、次の週に延期…」
完璧に設計した“逆算計画”が、
いつの間にか私を“動けない人間”に変えていた。
こんなにも、苦しいなんて思わなかった。
動けないって、ただの「怠け」じゃない。
ちゃんとやりたいのに、
心が、体が、ブレーキをかけてくる感覚。
どんどん自信がなくなっていった。
「どうして私は、ちゃんとできないんだろう」
「この歳で始めるには、もう遅かったのかな」
カレンダーを見ながら泣いた夜もあった。
でも、その苦しさを抱えたまま、ある日ふと気づいた。
もしかしたら——
「今の私」からスタートしなきゃいけなかったのかもしれない。
それからは、こう変えた。
✅ 週に1つだけ、想いをInstagramに書く
✅ リールは「できれば」でOK。写真投稿でも十分
✅ LINEの配信も、「完璧な構成」じゃなくて、今の言葉で伝えればいい
“完璧じゃなくても、止まらない方が強い”。
やっと、自分にそう言えるようになった。
そして、私は「自分でやらなくてもいいこと」を手放すようになった。
✅ 自動返信メール
✅ LINEのステップ配信
✅ 予約フォームの送信通知
✅ 投稿のスケジュール配信
最初は怖かった。
「ツールなんて無理」「わたしにはできない」と思ってた。
でも、“わたしにしかできないこと”に集中するためには、他を手放す必要があった。
そして何より大きかったのは、
誰かと一緒に、自分に合った“設計図”を描いたこと。
一人だと、どうしても「できるはず」の私で予定を組んでしまう。
でも、第三者が入ると、「今できること」と「まずやるべきこと」がちゃんと整理される。
それは、初めて「前に進める設計図」だった。
私のように、やることを全部決めたのに、
一歩も進めなくなってしまった人は少なくないと思う。
だから伝えたい。
「止まるのは、あなたのせいじゃない」って。
完璧な逆算に潰された私が、
“今の私”に寄り添った設計図に出会って、
やっとまた歩き出せたように。
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