「言われた通りには書いた」でも売れない。 意味を写すだけでは、ビジネスが動かない理由。

2025/04/29

テンプレートをそのまま使えば、集客できる。

そう信じていた。というより、信じたかった。

だって、何をどう書けばいいか分からなかったから。
私は55歳。子育てを終え、ダイエットコーチとして起業。
人生後半の挑戦にワクワクしていたけれど、すぐに壁にぶつかった。

「誰にも届かない」
「申し込みがゼロ」
「何が間違ってるのか、分からない」

焦って、ある起業塾のテンプレを頼った。
その通りに書いた。構成も、言葉の並びも、キャッチコピーも全部そのまま。

でも、反応はゼロだった。


冷静に考えれば、あたりまえなのかもしれない。

そこには、“私”がいなかった。

どれだけ構成が美しくても、どれだけロジックが整っていても、
読み手は、“温度のない言葉”に反応しない。

「伝わる文章」は、「自分の体験」と「自分の言葉」がなければ生まれない。

でも私は、それが怖かった。

「変に思われたらどうしよう」
「素人っぽいって思われたら恥ずかしい」

だから、あえて感情を抜いた。体験をぼかした。
テンプレートの“正解”に沿って、意味だけを整えた。

それはまるで、誰かのノートをただ写してるだけの作業だった。

でも、ビジネスはテストじゃない。
「正しいかどうか」じゃなく、「伝わったかどうか」がすべて。

その事実に気づいたとき、足がすくむほど怖くなった。

ある日、自分の投稿を読み返してみた。

見た目はそれっぽい。
でも、まるで知らない誰かが書いたみたいだった。

そうして、ふと気づいた。

“意味は合ってる”のに、“声が聞こえない”。
だから反応がないんだ、と。

読み手は、文章の中に“声”を探している。

  • どんな体験をしてきた人なのか?

  • どこでつまずき、どう乗り越えたのか?

  • なぜそれを伝えようとしているのか?

そういう背景の熱がにじんでいない文章は、
どれだけ正確でも、届かない。

思い出してみてほしい。
あなたが心動かされた投稿って、どんな言葉だっただろう。

たぶん、それは上手い文章じゃなく、「その人の気持ちがにじんでた投稿」じゃなかった?

それに気づいてから、私は文章の書き方を変えた。

「言葉の意味」を写すんじゃなく、
「自分の感情を映す」ようにした。

例えば、「この方法なら痩せます」じゃなくて、
「50代で何度も挫折してきた私でも、安心して続けられた方法があります」って。

そしたら、不思議なことが起きた。

いいねやフォロワーが急に増えたわけじゃない。
でも、「共感しました」「私もそうでした」ってコメントが来るようになった。

それだけで、私は救われた気がした。

誰かに「届いた」ことが、何よりも力になった。

今、もしあなたが、

「言われた通りに書いてるのに反応がない」
「何が足りないのか分からない」
「発信が怖くなってきた」

そんな状態なら、思い切って聞きたい。

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あなたも「意味だけ写して止まった経験」、ありませんか?
よければコメントで教えてください。
誰かの気づきが、また誰かの救いになるかもしれません。

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
頭に汗をかくマーケティング勉強会
ひとり起業家向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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