バズるたびに不安になっていった…誰にも言えなかったSNSの裏側

2025/05/04

最初に“バズった”あの日のことを、今でも覚えている。

いつものように投稿した内容が、いつもと違った。
数時間で“いいね”が100を超えて、コメントもDMも止まらなかった。
「共感しました」「勇気をもらえました」
そのひとつひとつが、私を肯定してくれているような気がして、泣いた。

SNSって、すごい。
この力を使って、もっと多くの人に届くように頑張ろう。
そう思ったのが、始まりだった。


でも、その“反応”が、いつしか私を縛り始めた。

次の投稿では、同じくらいの反応がもらえなかった。
バズった内容をなぞっても、数字は伸びなかった。
「なんで?」「あのときと何が違うの?」

最初は試行錯誤だった。
でもだんだん、反応されることが目的になっていった。

心のどこかで、「ウケそうな言葉」「刺さりそうな展開」ばかりを考えるようになった。
本当に伝えたいことを、少しずつ、切り落としていった。

怖かったのは、“反応がないこと”じゃない。

“前より数字が落ちること”だった。
前回より少ないいいね、前回より少ないコメント、前回より少ないシェア。
「このまま下がり続けたら、私の価値もなくなっていくのかも」
そんな声が、ずっと胸の中にあった。

反応がゼロの時より、少し反応を得たあとの方が、ずっと苦しかった。

でも、それを誰にも言えなかった。

周りからは「すごいですね」「バズってますね」と言われる。
期待されてる気がして、プレッシャーがどんどん積み重なっていく。
なのに、心の奥では「また下がったらどうしよう」って怯えていた。

やがて私は、「自分の感情を置き去りにした投稿」を繰り返すようになった。

そんなある日、ひとつのDMが届いた。

「この投稿、ぜんぜん反応なかったかもしれないけど…私はすごく救われました」

涙が出た。
それは“バズった投稿”じゃなかった。
むしろ、数字はまったく伸びなかった。
でも、その投稿だけが、“誰かひとりの心に届いていた”。

そのときやっと、気づいた。
私が求めていたのは、数じゃない。人だった。

そこから、少しずつ書き方を変えた。

テンプレも使う。でも、そこに自分の気持ちをちゃんと入れるようにした。
映える言葉より、自分の体験からにじみ出た言葉を選ぶようにした。

そしてもうひとつ、変わったことがある。

私は“ひとりで頑張るのをやめた”

感情を詰め込んでも誰にも届かなかったとき。
「これで合ってるのかな?」と不安になったとき。
一緒に、悩みながら投稿を作ってくれる仲間や場があった。

その存在が、どれだけ大きかったか。
もしあの場所がなかったら、私はたぶん投稿をやめていた。

もし、今のあなたがこんな風に感じているなら:

・以前より反応が落ちてきて、怖くなった
・いいねがつかない投稿が恥ずかしい
・「また投稿しよう」と思うたびに手が止まる

それは、あなたのせいじゃない。
誰でも、そうなる。
大事なのは、「その先で何を選ぶか」。

だから私は今、同じ場所で立ち止まっているあなたに、こう伝えたい。


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ひとりで悩まなくていい。
自分の中に眠っている“響く言葉”を、一緒に見つけましょう。

もし今、迷っているなら──
この投稿を保存しておいてください
必要になるのは、“いい反応”が来なかったときかもしれないから。

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プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
頭に汗をかくマーケティング勉強会
ひとり起業家向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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