「申し込みボタン、押す寸前でやめた理由」|あなたが気づいてない“迷いの正体”とは?

2025/05/09

申し込みフォームを開いたまま、指が止まった。

申し込みフォームを開いたまま、指が止まった。
あと1ミリで届くボタンなのに──なぜかそのまま画面を閉じた。

こういう人、実はすごく多い。

私はずっと、「欲しいと思ってもらえたら売れる」と信じていた。
「必要としている人にだけ届けば、それで十分」と思っていた。

だから一生懸命だった。
Canvaで見やすい告知画像を作って、ChatGPTで読みやすいキャッチコピーを書いて、毎日投稿も続けてた。
自分のサービスには自信があったし、お客様の声もあった。
これなら…と思っていた。

でも、現実はゼロだった。
申し込みも、DMも、なかった。


正直、どこが間違っているのか分からなかった。
あんなに頑張っているのに、誰にも届いていない気がして、怖くて、夜は眠れなかった。

そんな時、ある方からこんな言葉を聞いた。

「実は前に申し込みフォームを開いたんです。でも、なんとなくやめちゃって…」

どうしてやめたのか、聞きたくてたまらなかった。
でも聞けなかった。

数日後、その方のSNSに、こんな投稿が上がっていた。

「太っていた頃の自分を、この人に見せる勇気がなかった。ただそれだけだった」

息が詰まった。

私の中で何かが崩れ落ちた。
私はずっと、“情報”だけを届けていた。
でも、人が行動を起こすときって、感情で動く。
「欲しい」よりも、「怖い」「不安」「恥ずかしい」が勝っていたら、指は動かない。

つまり、「欲しい」は申し込みの理由にならない。

そのことに、やっと気づいた。

感情には、段階がある。

「欲しい」と思っても、
「今の自分じゃまだ早いかも」
「ついていけなかったらどうしよう」
「他の人はもっと痩せてるかもしれない」
そんな風に、心は揺れ続けている。

その“揺れ”を、私は完全に見落としていた。

その時に出会ったのが、「購入心理図」というメソッドだった。

「人が申し込むまでに、どんな感情の波を通るか?」を、一つずつ見える化していくワーク。

・見つけた瞬間に湧く期待
・スクロールしながら広がる不安
・プロフィールを見て生まれる疑い
・申し込み前に出てくる罪悪感

そうした“目に見えない心の動き”を先回りして言葉にしていく。

私はこのワークで、自分の投稿やLPを根本から見直した。
情報を伝えるのではなく、感情に寄り添うことに集中した。

すると変化が現れた。

「まさに今の私のことです」──DMが届き始めた。

・投稿を読んで涙が出たという方
・DMをくれて、相談から申し込みに繋がった方
・初めて自分の過去を「話してもいいかも」と思ってくれた方

気づけば、たった1週間で3件の申し込みが入っていた。

それまで3ヶ月間ゼロだったのに、である。

変えたのは、デザインでも、文章テクニックでもなかった。
「この人の迷いに、私は気づけているか?」という視点だった。

ツールを覚える前に、感情を理解していたら…

私は正直、ツールが苦手だった。
CanvaもChatGPTも最初は怖かった。
でも、どれも「何を伝えたいか」がわかって初めて武器になった。

本当に必要だったのは、「伝える技術」ではなくて、「感じる力」だったのかもしれない。


今、あなたの投稿を止めている“あの人”がいるとしたら。

その人は、あなたの投稿を何度も見て、申し込み画面まで開いて、
でも、そっとスマホを閉じているかもしれない。

「今じゃないかも」
「もっと痩せてから」
「失敗したら恥ずかしい」

そんな揺れの中にいる。

でももし、その人に「大丈夫だよ」って言える投稿があったら──
たった一言で、その人の未来は動き出すかもしれない。

私は今、「購入心理図作成ワークショップ」という形で、
この“揺れ”に寄り添う投稿を一緒に作る場を提供している。

あなたの言葉が、申し込みボタンを押せなかった誰かの背中を、そっと押せるように。

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\購入心理図作成ワークショップ/
感情の迷路を、いっしょにたどってみませんか?
(※現在募集しておりません)

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
頭に汗をかくマーケティング勉強会
ひとり起業家向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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