マニュアル通りにやってるのに…“誰にも響かない”のは、私らしさを置いてきたから?

2025/05/13

朝、スマホを開くのが怖くなった。

「また反応なかったらどうしよう」
投稿はした。準備も時間もかけた。でも、何も返ってこない。

いいね3、コメント0、リーチも微動だにしない。
Canvaで整えた画像に、ChatGPTで構成した文章。
投稿時間も、ハッシュタグも、全部“正しく”やったはずだった。

それでも画面の向こうからは、何の返事も返ってこなかった。


55歳でダイエットコーチとして起業してから3年目。
この仕事は、ただの職業じゃない。
かつて体型や自己肯定感に悩んでいた私自身が、人生を変えるために学び、変わり、経験を重ねてきた集大成。

「今度は、私が誰かを支える番」
そう思って始めたのに、気づけば私は“誰にも届かない発信”に消耗していた。

誰かのマネをして、マニュアル通りにやって、
「これが正解」と言われる方法を全部詰め込んでみた。
でも、友人から届いたひとことに、私はフリーズした。

「なんか、冷たく感じるね」

あれだけ丁寧に書いたのに。専門的に、論理的に、整えて、
間違いがないように気をつけて投稿したのに。
私の中には確かに熱があった。でも、相手には届いていなかった。

それはきっと、私の声じゃなかったから。
誰かの“正解”に、自分の“らしさ”を閉じ込めていたんだ。

正しさを守るたびに、私は自分を見失っていった。
“私”を感じない投稿が並んだSNSフィードは、誰のものでもない空間だった。

そして何より怖かったのは、それに私自身が慣れてしまっていたこと。
反応がなくても、「そんなもんだ」と思うようになっていた。
本当は、怖くてたまらなかったくせに。

「このまま何も変わらなかったら、どうなるんだろう」
その問いが頭に浮かんだ夜、私は画面を閉じて泣いた。

自分を取り戻さなきゃいけない。
そう思ったとき、私は“発信の一貫性”という言葉に出会った。

整えるのは、言葉じゃない。見た目じゃない。
「誰に」「何を」「どんな想いで」届けるのか
その軸がないまま投稿を続けても、届くわけがなかったんだ。

私は書き直した。自分のために、そしてあの頃の私のように迷っている誰かのために。

すると、少しずつコメントが届くようになった。

「まさに私のことだと思った」
「勇気もらいました」
「こんな風に言ってくれる人、初めてです」

小さな反応が、心を温めた。
発信って、数字じゃない。**“誰かにちゃんと届くこと”**が、何よりの希望になる。

ツールやノウハウを学ぶのは悪いことじゃない。
でも、それだけじゃ足りない。
あなた自身の“言葉”で話すこと。あなた自身の“想い”で届けること。
それがなければ、きっと誰にも響かない。


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もし今、あなたの発信が誰にも響かないと感じているなら、
“やり方”の前に、“あり方”を整えてみませんか?

このワークショップでは、
✔ 誰に向けて発信するのか
✔ どんな感情を動かしたいのか
✔ あなたらしさがにじむ世界観
これらを、言語化・整理・見える化していきます。

「何を書けばいいか分からない」
「書いても誰にも反応されない」
「自分の投稿が、どんどん無機質になってる気がする」

そんな方にこそ、参加してほしい内容です。

マニュアル通りの発信は、確かに“間違っていない”。
でも、“あなたらしさ”が抜け落ちたままの投稿は、誰にも届かない。

私はそれで、一度、夢が見えなくなった。
でも、想いを整えたとき、ようやく自分に戻れた。

あなたの声を、もう一度、取り戻しませんか。

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
頭に汗をかくマーケティング勉強会
ひとり起業家向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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