フォロワーは増えたのに、売上はゼロ。救ってくれたのは“あの体験”だった。
フォロワーが1,000人を超えたとき、私は少し浮かれていた。
「発信、がんばってるね」
「投稿、いつも見てます」
でも──売上は、ゼロだった。
DMも申し込みも、一向に来ない。
インサイトの数字ばかり増えて、現実は何も動かない。
「何が足りないの?」
そう自問しながら、毎日Canvaで投稿を作り、AIにキャッチを提案させ、
“正しそうな言葉”をならべてアップしていた。
でも反応は、薄くなる一方だった。
「がんばってるのに…」
何度もそう思った。
努力はしてる。学びも重ねてる。
でも、“届かない”。
まるで、画面の向こうに人がいないみたいだった。
ある日、手が止まった。
投稿文を書いていた指が、ふと動かなくなった。
「…もうムリかもしれない」
つぶやいたその言葉に、自分で驚いた。
スマホを閉じて、久しぶりに手帳を開いた。
ページの隅に、小さく書いてあった文字。
「誰にも頼られないのが、いちばんつらい」
「あの人の笑顔を見たとき、私は救われたのに」
「なんで伝わらないんだろう」
私は、それを見て泣いた。
涙が出るほど、思い出した。
なぜ、この仕事を始めたのかを。
そして数日後、初めて「装飾なしの自分」を投稿した。
「昔、リバウンドを繰り返していたこと」
「結果が出ず、お客様の前で笑いながら帰り道で泣いたこと」
「それでもやめられなかった理由」
正直、怖かった。
でも、投稿した。
驚いたのは、そのあとのことだった。
DMが届いた。
「私もです」
「読んで涙が出ました」
「この人に相談したいと思いました」
そして、初めて申し込みが来た。
売れる理由は、スキルや実績だけじゃなかった。
“この人の言葉なら信じられる”と思ってもらえるかどうかだった。
私は、「正しい情報」を届けようとしすぎて、
「心が動く体験」を封印していた。
それからというもの、私は自分の体験を見直すようになった。
過去の失敗、悩んだ時期、迷った日々。
そこにこそ、誰かとつながるヒントがある。
ただ、言葉にするのは簡単じゃなかった。
「この話、書いていいのかな」
「誰の役に立つんだろう」
「なんかカッコ悪いかも」
そう思って、手が止まる。
だから私は決めた。
自分の“感情と出来事”を言葉のストックにしておこうと。
そのときの思い、場面、揺れた心。
ぜんぶ書き出して整理した。
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フォロワーが増えても、申し込みは増えない。
それは「信用が生まれてない」サインかもしれない。
私は、“あの体験”を正直に語った日から、
初めて「選ばれる」ようになった。