誰も申し込まなかった私のサービスが、たった3つの「ありがとう」で売れ始めた理由

2025/06/07

サービスを始めた頃、

「集客は仕組み化が大事」「自動化で時間を生み出そう」って、たくさん学んだ。
テンプレの投稿文、セールス導線、DMの自動応答。
ひとつずつ真面目に整えていった。

でも、反応はゼロだった。


スマホの通知が鳴らない朝。
DMの未読ゼロのまま1週間。
インスタの投稿に誰からも“いいね”がつかない時間。
それは静かというより、じわじわと心を削っていく沈黙だった。

「このまま、誰にも届かずに終わるんじゃないか」
そんな怖さが、日に日に濃くなっていった。

何がいけなかったのか分からなかった。
見た目は他の人と変わらない。
言葉も整っている。
でも、伝わってない。申し込まれない。響いていない。

そんなある日。
部屋の引き出しを整理していたら、
以前のセッション記録を挟んだノートが出てきた。

その中に、3つの手書きメモがあった。

「あの一言がなかったら、私は今も動けなかったと思います」
「先生の声のトーンで、ふっと安心できました」
「やっと、私のことをちゃんと見てくれたって思えました」

その3つの「ありがとう」を読んだ瞬間、
喉の奥からこみ上げてきたものがあって、
静かに泣いた。

たしかに、私は誰かの役に立てていたんだ。

そこから始めたのが「喜ばれ言葉帳」。
今まで言われた「ありがとう」「嬉しかった」「安心した」の言葉を、ひとつずつ書き出していった。

ふとしたDMの一言
セッションのあとに言われた言葉
レビュー欄のコメント

あれも、これも、自分のことじゃないみたいに感じていたけれど、
実際は私の“価値の記録”だった。

私はそれを使って、発信を作り直した。
言い回しじゃなくて、そのままの言葉を投稿文に使った。

「こんな風に言っていただけたことがあって──」
「こんな声が届いたとき、自分の仕事を誇らしく思った──」

すると、少しずつ反応が返ってきた。

「それ、私も感じてました」
「この言葉に救われた感じがします」
「やっぱりお願いしたいって思えました」

サービス内容は何も変えていないのに、
投稿から申し込みが入るようになった。

私はようやくわかった。
売れなかった理由は、価値がなかったからじゃなかった。
「信頼される言葉」を見失っていただけだった。

その答えは、セールスコピーやテンプレじゃなくて、
すでに誰かが私に返してくれた“ありがとう”の中にあった。

それから私は、「喜ばれた言葉」をファネル全体に配置していった。

・Instagramの投稿
・プロフィール文
・LINEのリマインドメッセージ
・Zoomの冒頭トーク
・セールスページの冒頭一文

“うまく売ろう”ではなく、“わかってもらえるように話そう”
そう意識を変えただけで、売上よりも先に、安心感が増えていった。

だから今、これを読んでくれているあなたにも伝えたい。

もし、発信が空回りしていたり、
言葉に自信が持てなかったり、
売ることが怖くなっていたなら──

それは「足りない」のではなく、
「思い出してないだけ」かもしれません。


今回、私がその“原点”に戻れた方法をお伝えする
《喜ばれ言葉帳作成ワークショップ》を開催します。

✅ これまでにもらった「ありがとう」から発信の言葉を生み出したい
✅ ファネル全体に“信頼の声”を埋め込みたい
✅ 自信がなくても、「確信」を持って伝えたい

そんなあなたと、静かに、でも深く向き合いたい。

最後に、そっと聞かせてください。

あなたがもらった「忘れられない一言」、それは何ですか?

それこそが、あなたのビジネスに必要な言葉かもしれません。

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
頭に汗をかくマーケティング勉強会
ひとり起業家向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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