誰も教えてくれなかった。“伝わる投稿”と“正しい投稿”の決定的な違い。
「どうして反応がこないんだろう…」
間違っていないはず。
ちゃんと書いた。論理も構成も崩れてない。
誤字もなく、表現もやわらかく、押しつけがましさもないように気をつけた。
でも、誰も“いいね”を押さない。コメントもゼロ。
投稿を見てくれているかどうかすら、わからない。
静まり返った通知欄を見つめながら、私は自分の存在までも否定されたような気持ちになっていた。
「正しく発信しなきゃ」
「プロとして、ちゃんとした情報を出さなきゃ」
「炎上したら嫌だし、間違いは許されない」
そんな思いが強くて、発信が“お勉強的な文章”に寄っていった。
きちんと、誠実に、誤解のないように。
それでも、反応はまったくなかった。
ある日、フォロワーさんからDMが届いた。
「まりさん、前に書いてた“夜に泣きながら投稿した話”、今でも覚えてます。あれ、何度も読み返してます」
その投稿のことなんて、自分ではもう忘れていた。
文法も荒くて、まとまりもなくて、ただ感情が溢れて溢れて、泣きながら書いた投稿だった。
なのに、そこに心を動かされた人がいた。
気づいてしまった。
「正しく書いた投稿」には反応がなかった。
「感情のまま書いた投稿」には届いた人がいた。
正しい投稿は、「納得」はされるかもしれない。
でも、伝わる投稿は、「心が動く」。
構成や文法が整っていても、感情が乗っていなければ、人の心は動かない。
逆に、構成が崩れていても、むき出しの想いがのっていれば、人は共感する。
でもね、これって、誰も教えてくれなかった。
最初はずっと「正解を出そう」としていた。
反応がないときは「テンプレ通りに書いてないからかな」って思ってた。
だから、「共感される構成」や「売れる文章術」をたくさん学んだ。
でも、どれだけ学んでも、どこかで「空っぽな自分」が投稿している感じが拭えなかった。
そこで変わるきっかけになったのが、
「自分の中の感情を、構造として言葉にする」視点だった。
たとえば、こんな問いを自分に投げかけてみた。
✔️ この投稿を書くとき、私はどんな感情を抱いていた?
✔️ その感情は、読者のどんな気持ちと重なりそう?
✔️ その重なりを、どうすれば文章の流れに乗せられる?
そんなふうに、“感情”から投稿を設計するようになって、初めて反応が返ってくるようになった。
そしてもうひとつ。
「反応がない」ことに一喜一憂しなくなった。
なぜなら、“自分の中の想い”をちゃんと出せたかどうかのほうが、
私にとっては大事になったから。
バズらなくてもいい。
だけど、誰かひとりが「読んでよかった」と思ってくれるなら、それが“届いた”証拠になる。
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✔️ 「正しい投稿」ではなく「伝わる投稿」の違いが感覚でわかる
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投稿は“作業”じゃなく、“届ける行為”に変わる。
その変化を、私は知ってしまった。
だからこそ、あなたにも知ってほしいと思ってしまった。