「予定どおりに進まない私」に絶望していたけど、大事なことはそこじゃなかった。

2025/07/08

今日も、手帳を開くだけで心が折れそうになった。

予定していたインスタ投稿は、できていない。
メルマガの下書きも、真っ白なまま。
「今週こそは」と誓ったばかりだったのに、もう水曜日になっていた。

あなたも、そんな朝を迎えたことはありませんか?

頑張ろうと思ってたのに。
やる気はあったのに。
なのに、またできなかった。

手帳にびっしり書いたタスクを眺めては、
「どうして私はこんなにダメなんだろう」
そんなふうに自分を責めるループに、何度も何度も陥った。


私は本気だった。
ダイエットコーチとして、たくさんの人に貢献したかった。
自分の力でビジネスを成り立たせたかった。
家族に、「私でもできたよ」って、胸を張って言いたかった。

だからこそ、完璧なスケジュールを立てた。

朝7時にCanvaでバナーを作成。
昼にストーリーズでライブ配信。
夕方にはLINEでメルマガ一斉送信。

予定だけは、理想的だった。
希望にあふれていた。

だけど現実は、あまりにも違っていた。

寝坊する。
子どもから急な連絡がくる。
Canvaの操作に戸惑う。
スマホの通知に気を取られる。

気がつくと、やるべきだったタスクは、ほとんど消化されていなかった。

そして、また自分を責めた。
手帳をそっと閉じながら、「こんな自分なんか、起業向いてない」と。

そんなとき、ある人に言われた。

「予定って、守るためにあるんじゃないですよ。
本当に大事なことを忘れないためにあるんです。」

目の前がパッと明るくなるような感覚だった。

私はずっと、予定を「完璧に実行するためのノルマ」だと思っていた。
できなければ価値がない、できなければ自分もダメ。
そんなふうに、自分を追い詰めていた。

でも、本当は違った。

予定は、自分が大切にしたいことを見失わないためにある。
全部できなくてもいい。
でも、「一番守りたいこと」だけは、忘れたくなかった。

そこから、私のやり方は変わった。

まず、手帳の使い方を変えた。

びっしりとタスクを書き込むのをやめた。
代わりに、たった3つだけ、“今週守りたいこと”を書くことにした。

・LINEで届いた相談には心を込めて返信する
・インスタ投稿には、誰かの心に寄り添う言葉を入れる
・メルマガは、1人でも「読んでよかった」と思える人に向けて書く

たったこれだけ。

細かいタスクは、後回しでもいい。
できる日もあれば、できない日もある。
でも、「守りたいこと」だけは、絶対に心に持っていた。

すると、少しずつ変化が現れた。

ストーリーズを見た人から、DMが来た。
「メルマガを読んで泣きました」と言われた。
LINE登録者が、ぽつぽつと増えた。

今までの“できたか・できなかったか”ではない。
“届いたか・つながったか”。
そこに、私は本当の意味での手応えを感じ始めた。

自分を責める日々を、私は抜け出した。
完璧にできなくても、
全部進まなくても、
大事なものだけは、守れている。

それだけで、人とつながれる。
それだけで、夢は続いていく。

だから今、私は「週目標メモ作成ワークショップ」を開いている。

このワークショップは、タスク管理じゃない。
「本当に大切にしたいこと」を、たった3つ、静かに書き出す時間。

完璧を目指さない。
スピードを競わない。
でも、心から納得できる一週間を作る。

やることを増やすんじゃない。
大事なことを忘れないために、地図を持つ。

それが、本当に夢に近づくための設計図だと思うから。


もし今、
「またできなかった」と自分を責めているなら、
「手帳を見るのが怖い」と思っているなら、
あなたにこそ、この時間を届けたい。

もう、予定に振り回される毎日じゃなく、
自分との小さな約束を重ねる毎日を始めよう。

▼「週目標メモ作成ワークショップ」参加はこちら
【CTAリンク】※次回開催:●月●日|定員5名限定
(※現在募集しておりません)

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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