小さな挑戦を避けた代償は大きすぎる。目標なき経営者が迎える未来とは?
2025/09/09
今日も一日が終わった。
いろいろと動き回って、忙しかったはずなのに、振り返ると「何を成し遂げたのか」が思い出せない。
そんな日々が、気づかぬうちに積み重なっていく。
いろいろと動き回って、忙しかったはずなのに、振り返ると「何を成し遂げたのか」が思い出せない。
そんな日々が、気づかぬうちに積み重なっていく。
目標を立てない「安心感」は、未来を奪う
目標を掲げないのは楽だ。
失敗する怖さもないし、周囲に期待されるプレッシャーもない。
でも、その安心感こそが一番危険だった。
いつの間にか、私は「なんとなく頑張っている人」になっていた。
そして時間もお金も、音を立てずに流れ落ちていった。
挑戦を避けると「学び」が消える
小さな目標を立てて挑戦すれば、たとえ失敗しても“データ”が残る。
「何が足りなかったのか」「どこを直せばいいのか」次につながるヒントが必ずある。
でも挑戦を避ければ、そのデータすら残らない。
私はただの「経験を積んだつもりの人」になり、未来を閉ざしかけていた。
数字から逃げた代償
以前、私は売上目標を立てるのを避けていた。
「達成できなかったら、自分の力不足を突きつけられるようで怖かった」からだ。
だから曖昧な言葉に逃げ込んだ。
「来月はもう少し良くなるはず」
「もっと頑張ればきっと大丈夫」
しかし現実は残酷だった。
銀行口座の数字は確実に減っていき、取引先からの連絡も減り、自分の心だけが焦りでいっぱいになっていった。
本当に恐れるべきものは何か
私は気づいた。
恐れるべきは「目標を立てて失敗すること」ではなかった。
恐れるべきは「何も決めないまま、未来を失うこと」だったのだ。
挑戦を避ければ、失敗はしない。
けれど、その代わりに“成長”も“学び”もなく、事業はゆっくりと衰退していく。
その静かな崩壊は、失敗よりもずっと恐ろしい。
小さな一歩が未来を変える
だからこそ、私は小さな目標から始めた。
「今月、新規顧客を3人」
「売上を5%だけ伸ばす」
達成できなかったこともある。
でも、その失敗が次の一歩を導いてくれた。
挑戦の代償よりも、挑戦しない代償の方がはるかに大きい。
それを思い知らされたからこそ、今は声を大にして伝えたい。
小さな挑戦こそが、未来を守る唯一の方法なのだ