働き方を劇的に変えた“事業の自立”という成果――その裏に隠された秘密

2025/09/14

朝目覚めた瞬間から、胸の奥に重い石が沈んでいた。
「今日も時間に追われるのか」
「もし倒れたら、すべてが止まってしまうのではないか」

売上の数字を見ても安心できない。
頑張っても頑張っても、未来の確信が持てない日々が続いていた。

自分が止まれば事業も止まる恐怖

私は長い間、事業が「自分に依存している」状態から抜け出せなかった。
休めば売上も止まる。体調を崩せば顧客も離れる。
自由を求めて始めたはずの事業が、いつしか自分を縛る鎖に変わっていた。

眠れぬ夜、私は何度も思った。
「このまま続けても、未来はないのではないか」と。

羅針盤を持たない経営は漂流に等しい

目の前のタスクをこなすだけの日々。
請求処理、顧客対応、SNS更新…。
忙しく働いている感覚だけはある。

だが、振り返ると「何を成し遂げたのか」が答えられない。
これは海図も羅針盤も持たずに航海するようなものだった。
漂流の果てには、破綻しか待っていないと分かっていたのに。

小さな仕組みが生んだ最初の変化

転機は、小さな仕組みを導入したことだった。
例えば、毎日の問い合わせ対応を自動化しただけで、週に5時間以上の余裕が生まれた。
その時間を使って、新規顧客へのアプローチに集中できた。

「自分が動かなくても回る仕組み」が少しずつ積み上がるたび、未来への不安が薄れていった。

伴走者がいたから進めた道

一人では、どの仕組みを先に作ればいいのかも分からなかった。
「順番」を示してくれた伴走者がいたから、迷わず進めたのだ。

・何を最初に手放すべきか
・どこに時間とお金を投じるべきか
・成果をどう測るべきか

具体的な地図を示され、私は初めて「自分もできる」と感じた。

失敗がデータに変わった瞬間

もちろん全てがうまくいったわけではない。
新しい施策を試しても、反応ゼロのときもあった。

だが、以前と違ったのは「修正の道筋」があったことだ。
「ターゲットを見直そう」
「メッセージを変えて再挑戦しよう」

失敗は“終わり”ではなく、“次への材料”になった。
その実感が、恐怖を希望へと変えていった。

劇的に変わった働き方

半年後、私は別人のようだった。

・週60時間働いていたのが、40時間で同じ売上を維持できるようになった。
・不安で眠れなかった夜が減り、朝を安心して迎えられるようになった。
・何より「自分がいなくても事業は回る」という確信が芽生えた。

顧客からも「前より安心して任せられる」と言われるようになり、それは数字以上の励ましになった。

本当に欲しかったもの

事業の自立という成果は、単なる売上や効率化ではない。
それは「恐怖から解放される」ことだった。

未来に確信を持てること。
一人で抱え込まなくていいこと。
挑戦を恐れなくなること。

その全てが揃ったとき、私はようやく「働き方が変わった」と実感できた。

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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