広げれば広げるほど埋もれていく──SNS発信の残酷な逆説

2025/09/17

「誰でも歓迎」──そう書いた瞬間、あなたの投稿は誰の目にも届かなくなる。

恐ろしいけれど、これがSNSの残酷な真実だ。

予約表が真っ白なまま、投稿だけが積み重なっていく。
努力はしているのに反応は薄れ、アルゴリズムは冷酷にあなたを“ノイズ”として扱い始める。

広げる安心が、地獄の入り口になる

「美容に興味があるすべての女性へ」
「癒されたい人なら誰でも」

──一見、間口を広げることは安心に思える。
でも現実には、その広さがあなたを埋もれさせる。

人は“自分のことだ”と思ったときにしか行動しない。
だから「誰でも」は「誰にも届かない」に変わる。

あなたも感じていませんか?

  • 投稿しても「いいね」が増えない

  • 来店につながらず、カレンダーが白いまま

  • どれだけ頑張っても手応えがない

もし心当たりがあるなら、それはターゲットを広げすぎているサインかもしれない。

生き残った人がやった“たった一つのこと”

あるサロンオーナーは、すべての女性に向けて発信していた頃、売上がどん底に落ちた。
勇気を出して「40代、更年期の悩みを抱える女性専用」と狭めた瞬間──

「まさに私のことだと思って」
「ここなら信頼できる」

そう言って予約が戻ってきた。
今では紹介で新規が増え、安定経営を続けている。

あなたが今できる小さな一歩

「私のサービスは、誰にとって一番価値があるのか?」

これを紙に書き出してみること。
それだけでも、発信の言葉は驚くほど変わる。

広げれば広げるほど埋もれていく。
けれど──狭めれば狭めるほど、光はあなたを一点に照らす。

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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