“誰でも歓迎”があなたを誰からも選ばれなくする残酷な理由

2025/09/19

「誰でも歓迎」──その一言が、あなたを“誰にも選ばれない存在”に変えている。

怖いけれど、これは現実だ。

真っ白な予約表の恐怖

カレンダーを開いても空欄ばかり。
投稿を続けても反応は薄い。
「なぜ?」という疑問ばかりが頭の中で渦を巻き、眠れない夜を過ごす。

なぜ“誰でも歓迎”は危険なのか

「美容に興味のある人なら誰でも」
「癒されたい人なら誰でも」

一見、間口を広げて安心できるように思える。
でも現実は逆だ。
「誰でも」は「誰の心にも刺さらない」

SNSのアルゴリズムも冷酷だ。
具体性のない投稿は滞在時間が短く、すぐにスルーされる。
結果、あなたの発信は“ノイズ”として埋もれていく

実際の事例

  • あるサロンオーナーは「美容や癒しに関心のある女性すべて」に向けて発信していたが、売上は下降の一途だった。
    ? 勇気を出して「40代、更年期に悩む女性専用」と打ち出すと、予約が戻った。

  • 別の整体院は「肩こりも腰痛も美容整体も対応」と広く掲げていた。
    ? 「産後ママ専門・骨盤ケア」と絞った途端、口コミが急増し、紹介で予約が埋まった。

ジャンルもターゲットも違うが、共通点はただ一つ。
「誰か」に絞った瞬間、発信は刺さり、予約が動き出した。

あなたにできる小さな一歩

恐怖に震えながらも、ここから抜け出す方法はシンプルだ。

紙に書いてみてほしい。
「私のサービスは、誰にとって一番の価値があるのか?」

そこに浮かんだ答えこそが、あなたを“誰からも選ばれない存在”から“あなただけを選ぶ存在”に変えてくれる

“誰でも歓迎”は優しさではない。
それは、残酷なまでに「理由なき存在」を証明する言葉だ。

そして、その残酷さに気づかずにいる限り、予約表は白いまま変わらない。

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
Copyright (C) アイティコンサル光 All Rights Reserved.