アクセスはあるのに申し込みゼロ…その地獄を生んだ盲点

2025/09/20

アクセスはある。けれど申し込みはゼロ。──これこそが最も残酷な地獄だ。

数字は伸びている。
広告のクリック数も、ランディングページへのアクセスも悪くない。
それなのに予約表は真っ白。

努力が報われない感覚に胸が冷たくなり、夜中に何度もスマホを開いて数字を確認する。
でも、どれだけ見てもフォームには一件の申し込みも入っていない。

“盲点”の正体

当時の私は信じ込んでいた。
「このサービスは誰にでも役立つ。だから広く告知すれば申し込みは増えるはず」

けれど、その思い込みが最大の罠だった。
盲点は、「誰に向けているか」が曖昧だったこと。

「経営者や起業家に役立ちます」
「集客に悩む方ならぜひ」

──そんな漠然としたメッセージは、誰の心にも届かない。
アクセスは数字として積み上がるが、心を動かすことは一度もなかった。

現実に起きた恐怖

  • ランディングページの滞在時間は数秒で離脱。

  • 広告をクリックしてもフォーム入力率は0%。

  • SNSで「いいね」はつくのに、誰も来店しない。

「努力は全部無駄なのか?」
「こんなに頑張っているのに、なぜ?」

その問いに答えられず、私は夜ごと心を削られていった。

同じ地獄に落ちた人たち

これは私だけの話ではない。

  • サロンA: 「美容や癒しに興味のある女性全般」に向けた発信 → 誰からも選ばれず、予約は減少。

  • 整体院B: 「肩こり・腰痛・美容整体も対応」と広く告知 → 来店ゼロの日が続いた。

だが彼らは勇気を出して絞った。
「40代、更年期で不調に悩む女性専用」
「産後ママ専門・骨盤ケア」

その瞬間、予約が戻った。
「まさに自分のことだと思って」と申し込みが殺到したのだ。

あなたへの問い

アクセスはあるのに、申し込みはゼロ。
そんな現実に心当たりはないだろうか?

もしそうなら、あなたも同じ盲点にはまっている可能性が高い。
「誰に届けたいのか」が定まっていない限り、どんなにアクセスがあっても結果はゼロのまま。

小さな一歩

恐怖を壊す最初の一歩はシンプルだ。
紙に書いてみてほしい。

「私のサービスは、誰にとって一番価値があるのか?」

その問いに答えた瞬間、あなたの発信は変わる。
アクセスだけが虚しく積み上がる地獄から抜け出す道が、ようやく見える。

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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