【10月の発信】まだ“夏の空気”を引きずってませんか?
カレンダーが10月に変わっても、SNSにはまだ“夏の残り香”が漂っている。
眩しいブルーの投稿、テンションの高いキャッチコピー、ひまわり色のバナー。
けれど、外に出れば風はもう冷たく、街の色も深まっている。
この“空気のズレ”が、気づかぬうちに予約を遠ざけていることに、あなたは気づいているだろうか。
去年の秋、私はまさにそのズレにはまり込んでいた。
キャンペーンは「まだまだ暑い夏を楽しもう!」
LINE配信のトーンは元気いっぱい。
でも、お客様の心はすでに「静かに整えたい秋」へと移っていた。
その結果、予約は途絶えた。
タイムラインの反応も激減し、まるで“風が止まった”ように感じた。
「頑張っているのに、なぜ届かない?」
あの静けさが、今でも記憶に焼き付いている。
それから私は、「季節の空気に寄り添う発信」を徹底的に意識した。
投稿デザインを秋色に変えた。
言葉のトーンを「元気」から「整える」へと変えた。
「今、何を感じているお客様に話しかけるのか?」を意識して書き直した。
すると、不思議なことが起きた。
「先生の投稿、なんだか今の気分にピッタリです」
そんなコメントが増えたのだ。
その瞬間、気づいた。
“発信は、空気を読むことで息を吹き返す”のだと。
季節が変わるたびに、人の感情も変化する。
秋は“外へ向かうエネルギー”から、“内を整える時間”へとシフトする季節。
だからこそ、発信のキーワードも変えなければならない。
? 秋の発信キーワード3選
1️⃣ 「整える」 … スキンケア・体調・メンタルを落ち着かせる言葉
2️⃣ 「深める」 … 習慣・学び・自分との向き合い
3️⃣ 「温める」 … 体も心も温もりを感じさせるトーン
これらを意識するだけで、反応が“季節の風”と共に戻ってくる。
発信は「空気」だ。
空気が合わなければ、どんなに声を張り上げても伝わらない。
でも、空気を読めば、言葉は自然に届いていく。
10月の風に寄り添う投稿は、あなたのサロンに“静かな予約の波”を運んでくる。
焦らなくていい。
季節に合わせて、一度“空気を入れ替える”だけでいい。
夏の余韻を脱ぎ捨てた瞬間から、新しいお客様との物語が始まる。
✨今日できる小さな行動
・プロフィール画像や投稿の色を「秋のトーン」に変える
・投稿テーマを「整える・深める・温める」に絞る
・「今のあなたの気分に合う施術は?」という質問投稿を試す
その小さな一歩が、秋の空気を味方につける最初のテストになる。
それが、あなたの“秋発信リセット”の第一歩です。