3週間、何も売らずに売上が戻った。“再起動リスト術”の意外な盲点とは?

2025/10/29

開封率2%。クリックゼロ。
“このリスト、終わったな”と呟いた。

あの瞬間の冷たさは、
まるでお客様との“信頼の呼吸”が止まったようだった。

でも、3週間後──
私は“何も売らずに”売上が戻った。
それは偶然じゃなかった。

#第1週 沈黙の中で、自分の焦りに気づく

最初の7日間、発信を止めた。
売ることも、語ることもやめた。

代わりに、これまでの配信を読み返した。
「お得」「限定」「キャンペーン」──
そのどれもに、“私らしさ”が消えていた。

リストが反応しないのは、
お客様が離れたのではなく、自分の温度が冷えたから

誰もいなくなったのではない。
“私がいなくなっていた”のだ。

#第2週 届かないを、聞いてみるに変える

私は一通のメールを書いた。

「最近、どんなことに悩んでいますか?」

それだけ。

返ってくるなんて思っていなかった。
でも──1通、3通、7通と返信が増えていった。

「またあなたの声が聞けて嬉しい」
「最近、モチベーションが下がってて…」

その一言一言が、
まるで冷たい湖面に光が戻るように、心に広がっていった。

#第3週 “売らない”ことで信頼が戻る

3週間目、私はただ、日常を書いた。
朝のサロンの香り、
お客様と交わした他愛のない会話、
小さな気づきや、ふとした感謝。

気づけばDMが増え、
「次の予約、まだ空いてますか?」と連絡が来た。

売ろうとしなかったのに、売上が戻った。
なぜか?

信頼は“セールスの言葉”ではなく、
“生活の温度”で動くからだ。

#盲点 リスト再生ではなく、心の再生

多くの人は「リストを再起動したい」と言う。
でも本当に必要なのは、“自分の心の再起動”だ。

発信とは、電波ではなく呼吸。
止めていたのは、相手ではなく自分。

そして呼吸を取り戻したとき、
数字ではなく、関係が動き出す。

「最近、どんな日を過ごしていますか?」

──あの日と同じように、
私は今日も、誰かにそう問いかけている。

沈黙の向こうで、
またひとつ、小さな灯りが点いた気がした。

#再起動リスト術 #DRM #美容サロン集客 #信頼は呼吸する

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
Copyright (C) アイティコンサル光 All Rights Reserved.