【残酷な真実】 ギフトを“渡す人”と“渡せない人”で、年末の売上が決まる。

2025/11/06

11月。
街のイルミネーションが点き始めると同時に、私はいくつもの「焦りの投稿」を見る。

「今年もあと少しですね!感謝キャンペーン実施中!」
──その“ありがとう”が、なぜか冷たく感じる。

言葉は優しいのに、画面越しの空気が固い。
伝わらないのは、コピーではなく“温度”だ。

年末が近づくと、誰もが焦る。
でもその焦りが、最も恐ろしい敵になる。

「まだ売上が足りない」
「キャンペーンをやらなきゃ」

そう思った瞬間から、人は“与える側”ではなく“奪う側”に回ってしまう。
ギフトは、“余裕”があるときにしか生まれない。

以前、あるサロンオーナーが私にこう言った。
「お金も時間もなくて、もうギフトなんて無理です。」

私は答えた。
「それ、節約じゃなくて“信頼の切り売り”ですよ。」

彼女は小さな石けんを手作りした。
30個。ラッピングも、手書きのタグも、すべて自分で。

最初の1個を渡した日、
お客様が“涙ぐんで”言った。
「こんな気持ちをもらえるなんて思わなかった。」

その瞬間から、彼女の予約表は埋まっていった。

人は商品を買う前に、「私を思ってくれている」と感じたい。
それが“返報性の原理”なんて言葉より、もっと人間的な法則だ。

ギフトとは、ものではなく“温度”を渡す行為。
おまけの1品よりも、手書きの一言のほうが心を動かす。

もし今、「余裕がないから無理」と思っているなら、
それは本当に余裕がないのではなく、
“信頼の流れが止まっている”だけ。

信頼は、お金よりも早く循環する。
そして、先に動かすのは“あなたの手”だ。

あなたはこの冬、
「何を売るか」ではなく、
「誰に、何を渡すか」を決めていますか?

#ギフトマーケティング #返報性の心理 #年末集客 #美容サロン経営 #信頼の温度

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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