【17秒の壁】“伝わらない人”がやっている、たった1つの共通ミス。

2025/11/11

17秒──。
たったそれだけで、人の心は「動く」か「離れる」か、決まってしまう。

私はこの数字を初めて知ったとき、背筋が冷たくなった。
投稿の反応が落ち、予約も止まり始めていた頃だった。

「何をしても響かない」
「もうセンスがないのかもしれない」
そう自分を責めながらも、心のどこかで違うと感じていた。

それは“伝え方”の問題だった。

スクロールする指は残酷だ。
写真も、言葉も、想いも──17秒の中で判断される。
それは“才能”ではなく“設計”の問題。

私は、ある夜その現実を突きつけられた。
投稿を見直すと、びっしりと詰まった説明文。
「これでもか」と伝えようとする必死さが、
逆に“読む気”を奪っていた。

香りのない花。
どんなに綺麗でも、人は立ち止まらない。

勇気を出して、全部削った。
残したのは、たった一行。

「あなたが、自分を好きになる瞬間を取り戻そう。」

それだけで、反応が変わった。
コメントが増え、DMが届き、
久しぶりの予約が入った。

その瞬間、私は気づいた。
「伝える」と「感じさせる」は違う。

“伝わらない人”がやっている共通のミス。
それは「説明しすぎて、感じさせない」こと。

相手のために丁寧に伝えようとすればするほど、
言葉の温度は下がっていく。

人は、情報ではなく“感情”で動く。
17秒で届けるべきは、事実ではなく「心の温度」だ。

私はそれから、投稿を変えた。

  • 文章は17秒で読める長さに。

  • 写真には“未来の感情”を添える。

  • 投稿の最初の3行に、読者の「痛み」を置く。

たったこれだけで、反応が3倍になった。

そして、ひとつの言葉が心に残った。

「17秒で伝わらないものは、永遠に届かない。」

それは残酷だけれど、希望でもある。
17秒で伝えられる人が、
選ばれる人になる時代だから。

だから、私は今でも投稿の前にタイマーを押す。
17秒。
その間に感じなければ、削る。
もう一度、削る。
残るのは、“相手の心に届く言葉”だけ。

最後に、もし迷っているなら──
これだけ覚えてほしい。

「17秒で感じさせ、17日で信頼を育て、17週で常連をつくる。」

SNSの魔法は、時間の中にある。
その“17秒”を、味方につけよう。

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プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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