【保存版】売ることは“押しつけ”じゃない。“必要な人に届ける愛”に変わる3ステップ。

2025/11/18

売ることが、怖かった。
初めて商品を紹介したあの日。
指が“送信ボタン”の上で止まったまま、5分以上動かなかった。

「嫌われるかもしれない」
「押し売りだと思われたらどうしよう」

でも今思えば、その5分の“ためらい”の間に、
誰かの助けるチャンスを逃していたのかもしれない。

半年前に来てくれたお客様がいた。
いつも明るくて、疲れなんて見せなかった人。
けれど、数ヶ月後に偶然見たSNSには、こんな投稿があった。

「最近、肌荒れがひどくて外出も減りました」

あの瞬間、胸が締め付けられた。
「私がもっと早く声をかけていたら」と。
でももう、遅かった。
その人は別のサロンに通い始めていた。

“売らない”という優しさが、
結果的に“放置”になっていた。

その経験が、私のセールス観を変えた。

「売ること」は、“お金をもらうこと”ではなかった。
それは、必要な人に届くチャンスを逃さない勇気だった。

STEP1:「売る=助ける」に変える瞬間

美容・健康の仕事をしていると、
「お客様のために」という言葉を何度も聞く。

でも本当の“ため”とは、
相手の未来を変えるために、手を差し伸べること。

「無理に勧める」のではなく、
「必要な人に気づかせる」こと。

たとえば肌荒れを放置した人が、
鏡を見るたびに自信をなくしていく。
肩こりを我慢する人が、眠れない夜を増やしていく。

売らないという選択は、
その苦しみを“静かに延長”させることでもある。

STEP2:“断られる怖さ”を“使命感”で上書きする

売れないときほど、私たちは「断られたくない」と思う。
でも本当に怖いのは、断られることではない。
“自分が悪者になること”だ。

だから私は毎回、自分に問いかける。

「この人に伝えないほうが誠実だろうか?」

答えは、いつも「NO」だった。

ある時、お客様から届いたメッセージに、
私は涙が出た。

「もっと早く教えてくれてたら、こんなに悩まなかったのに。」

その一言で、すべてが変わった。
“売ること”が愛に変わる瞬間は、
いつも“誰かの後悔”のあとにやってくる。

STEP3:信頼を先に渡す

売る前に必要なのは、言葉ではなく“信頼”。

信頼は、情報ではなく「空気」で伝わる。
たとえば、
「最近お疲れじゃないですか?」という一言のトーン。
「無理しないでね」というタイミング。
そのすべてが“温度”になる。

ある日、常連の方にこう言われた。

「あなたの言葉は押しつけじゃなくて、支えになるんです。」

その瞬間、私は理解した。
セールスは“技術”ではなく、“温度”だ。

相手の呼吸に合わせて言葉を出す。
焦らせず、見守るように。
それが本当の「届ける力」だった。

11月。
冷たい空気の中で、人の心は静かになる。
焦りでは動かない。
でも、“想い”にはちゃんと反応する。

だからこそ、私は売る。
それは“数字のため”ではなく、“関係のため”。
声をかけられなかった後悔を、
もう二度としたくないから。

この冬、あなたは誰に言葉を届けますか?
売ることは、愛だ。
そして愛は、待っている人に届いてこそ意味を持つ。

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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