売れない人ほど、この一文を言えていなかった。年末に差が出る“たった1つの言葉”

2025/12/07

年末が近づくと、街のイルミネーションがにぎやかになるほど、
心の中は静かに冷えていく。
まるで「今年もまた変われなかった」と、誰かに突きつけられているみたいで。

年末の予約表がスカスカのまま動かないのは、
店が寒いからでも、能力が足りないからでもなくて──
“誰にも気づかれていない”と自分で思い込んでしまう瞬間のせいだった。

去年の私はまさにそうだった。

SNSを更新しても、
キャンペーンを出しても、
問い合わせはゼロ。

投稿した瞬間に、
深い海に石を落としたみたいに、全部が静まり返る。

けれど、あの年末にたった一つ気づいたことがある。

「努力が足りないんじゃない」
「才能がないわけでもない」
──ただ、一文が欠けていただけだった。

それを知ったのは、12月28日に届いた一本のメッセージだ。

■ たった一通のLINEが教えてくれた“残酷だけど希望のある真実”

久しぶりの常連さんから届いたLINEには、
こう書かれていた。

「そういえばこの前、友だちが“最近すごく肌が明るくなったね”って言ってたよ。
あなたの施術のこと、話しておいたから。」

思わず携帯を握りしめたまま固まった。
涙が出そうになった。

私がどれだけSNSで「新しいメニュー」を語っても動かなかったのに──
お客様のたった一言が、乾いた心に一気に火をつけた。

でも、その時ハッとしたのだ。

どうして私は、この一文を自分から言えていなかったんだろう?

■ 売れない人ほど、言えていない一文

それは。

「実は、最近こんなお声をいただきました。」

たったこれだけ。

だけど、この一文で、
反応率がふわっと上がる。

理由はシンプル。

人は、
“あなたが言うこと”よりも
“第三者が言う言葉”を信じる。

美容でも健康でも、年末になると特にそうだ。
みんな焦っている。
変わりたいけど、騙されたくない。
だから、ストーリーを探している。

■ でも、私はこの一文を言えずにいた

それは、ただ怖かったからだ。

「売り込みと思われないかな」
「うざいって思われたらどうしよう」
「自慢してると思われたら嫌だな」

でも今なら分かる。

あれは全部“自分を守るための言い訳”だった。
その言い訳が、私の売上を少しずつ削り取っていた。

■ 年末ほど“他人のストーリー”が刺さりやすい理由

12月は、誰だって心が揺れる。

お金の不安、
体の疲れ、
家族の行事、
仕事の締め切り、
そして、来年への焦り。

だから、

「この人、変われているんだ」
「私もこの人のようになりたい」
そんな“第三者の物語”に吸い寄せられる。

広告よりも、
テクニックよりも、
圧倒的に、“物語”が勝つ。

■ この一文を言い始めて起きた“静かな逆転劇”

勇気を出して、

「実は、最近こんなお声をいただきました。」

と添えるようになってから、
小さな奇跡が静かに積み重なった。

・既読スルーだった人から返信が来た
・急に予約がポンと入った
・「実は気になっていました」と言われた
・「友だちがあなたの話してた」と紹介が増えた

大げさじゃなくて、
本当に“静かに世界が動き始めた”のだ。

■ もし、今年も言えなかったら…

また同じことが起きる。

どれだけ頑張っても。
どれだけ投稿しても。

“広告”としてスルーされる。

でも。

一文添えるだけで、“物語”として読まれる。

この差は、年末だと本当に大きい。

■ 最後にひとつだけ。

もし今日、
「今年もまたこのまま終わってしまうのかな」と
胸がざわついたのなら──

それはきっと、
あなたの中で“変わりたい物語”が始まっている証拠。

そしてその物語の扉を開く鍵は、
難しいテクニックでも、
長い文章でもない。

たった一言。

「実は、最近こんなお声をいただきました。」

この一文だけで、
あなたの12月は変わる。

いや、本当は──
ずっと前から変われる準備は整っていたのかもしれない。

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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