放置してたのに…!休眠リストが“この日だけ”反応する恐ろしい理由。

2025/12/08

気づいたのは、去年の12月の深夜だった。

サロンの電気を落として、レジ締めをしていた時。
真っ暗な空間に、スマホの通知だけが唐突に光った。

「お久しぶりです、もう一度お願いできますか?」
「今年のうちに一度相談したいです」
「年末前に整えておきたいと思って…」

半年以上返事すらなかった休眠客から、
突然、連絡が立て続けに来た。

最初は正直、怖かった。

“なんで今日なんだろう…?”

気になって過去のデータを遡ると、
それが“たまたま”じゃないことに気づいた。

反応が集中するのは——
毎年、必ず同じ“ある日”だった。

その日だけ、
沈黙していたリストが一斉に息を吹き返す。

私は「気のせい」で片付けようとした。
でも、見れば見るほど
あまりに一致しすぎていて背筋が冷えた。

■ 休眠リストが動く“1日だけのスイッチ”

その日は、
人間が“自分の時間”を一瞬だけ取り戻す日。

大掃除もまだ本格化していない。
クリスマスの浮かれムードにも浸っていない。
年末の追い込み仕事にも呑まれていない。

だけど、
一年の疲れは、確実に顔に出始める。

鏡を見た瞬間に
“あ、やばい…”とストンと落ちる日がある。

その“最初の小さな違和感”。
これが、休眠リストが動き出す唯一のタイミング。

そしてその日は、
びっくりするほど多くの地域で
“同じ日付”に発生する。

だから私は密かに、
この1日を“解禁日”と呼んでいる。

■ でも怖いのは、動くのはその“1日だけ”だということ

この日に何も送っていなければ、
せっかく湧いた購買意欲は
次の日には跡形もなく消える。

なぜなら——
数時間後には、

・大掃除
・年末準備
・忘年会
・子どもの予定
・年賀状
・仕事の締め切り

こういう“外側の仕事”に全部持っていかれるから。

人が自分に向けていた矢印が、
一瞬で別方向に向いてしまう。

だから、
休眠リストが反応するのは、
年末の“ほんの数時間だけ”。

怖いほど短い。

私はこの瞬間を逃して、
12月後半に青ざめたことがある。

■ じゃあ、この日に送る言葉は何か?

結論じゃなく、
温度だ。

売り込みは絶対に反応しない。

必要なのはたった一言。
それはこんな“物語の入口”のような一文。

「もうすぐ一年が終わるからこそ、自分のための5分を思い出してほしくて。」

この一文だけで、
硬く閉じた心がふっと緩む。

休眠していた人の“自分の時間”が
ゆっくりと水面に浮かんでくる。

私は毎年この一言で救われている。
大げさではなく、文字通り売上が変わった。

■ 休眠リストは怖い。

でも、“動く”瞬間はもっと怖い。

だってその瞬間は、
あなたの準備があるかどうかで
1年ぶんの売上が決まるから。

通知が鳴るあの音を、
今年こそ聞き逃さないでほしい。

そして最後に、
この記事を読んだあなたに質問したい。

あなたは、その“たった1日のチャンス”を
今年こそ掴みにいきますか?

それとも——
また、流れていく時間の背中を
見送ってしまいますか?

私は、今年は絶対に逃さない。

プロフィール

黒岩倖光(くろいわ ゆきみつ)

テクノロジーセラピスト
⚫︎やっていること
AI・スマホ・タブレット・パソコン活用指導
WEBマーケティングコンサルティング
社長の頭に汗をかくマーケティング勉強会
個人商店・医院・サロン向けショート動画・ライブ配信支援
⚫︎こんな人に届けたい
アイデアはあるがどう伝えれば良いかわからない
良い商品を扱っているのに、なかなか売れない
人前に出て自分を売り込むのが苦手だ
儲けることに罪悪感があって行動ができない
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