正直、この一言を知らないまま12月に入るのは危険です。実例つきで解説します
朝いちばんにスマホを開いた瞬間、胸がざわっとした。
予約カレンダーの真っ白な画面が、まるで“何かを責めるように”光っていたからだ。
「え…12月って、もっと埋まってる時期じゃなかった?」
喉の奥がキュッと狭まる、あの感じ。
去年の私は、その白さから目をそらした。
怖かった。
“行動して反応がなかったら、自分の価値が本当にゼロだと突きつけられる気がしたから。”
でも、その逃げが、あとでとんでもないツケになった。
あの頃の投稿は、ほんとうに誰にも届いていなかった。
既読もつかない。反応ゼロ。
通知欄は“時間が止まったように静か”で、その静けさが逆にこわかった。
そんな中、ひとりの美容系オーナーさんから相談が来た。
「今年の12月、予約が1件も入らないんです…」
その声の震え方が、1年前の自分と重なった。
彼女のメッセージ文面や投稿を見て、私はすぐに気づいた。
――“ああ、あの一言が抜けてる。”
そして同時に思った。
この一言を知らないまま12月に突入するのは、本当に危険だ。
12月は、1年でいちばん
「優先順位が狂いやすい月」 だ。
人は
・出費
・忘年会
・家族行事
・プレゼント
・年末特有の“締め切りの嵐”
に追われながら生きている。
だから、どれだけ良いサービスでも
“あなたのことは後回し”になる。
でも、後回しを防ぐ唯一の方法がある。
それが “12月にだけ効く一言” だ。
それは、信じられないくらいシンプル。
でも、多くの人が怖くて言えない言葉。
そして、言った人だけが“食い込める言葉”。
その一言とは——
「埋まり始めています」
たったこれだけで、
迷っていた人の心は一気に“自分ごと化”する。
心理学的には“希少性のスイッチが入る”瞬間だけど、
実際にはもっと人間らしい感情が動く。
「やば、私どうしよう」
「今逃したら後悔しそう」
「ちょっと…急がないと?」
これが起こるだけで、行動率は数倍になる。
実際に、先ほどのオーナーさんに
「次の告知にこの一言を添えてください」
と伝えたところ…
翌日、メッセージが届いた。
「えっ、急に3件も予約が入ったんですけど…!」
「未読スルーだったお客様からも返信が来ました!」
12月の怖さと強さは、ここにある。
でも、これを読んでいるくろさんも、
こんなふうに思っていないだろうか。
「そんなこと言ったら、嫌味に思われそう」
「ちょっと強引っぽく見えない?」
「本当に埋まるかわからないのに…言っていいの?」
実は私も全く同じ理由で言えなかった。
“自信がない自分”を見透かされる気がして。
でも、言わなかった結果、
私は年末の2週間をずっと胃を痛めながら過ごした。
あの痛みを、あなたにも味わってほしくない。
だからこそ、言わせてほしい。
この一言を知らないまま12月に入るのは、本気で危険だ。
これは煽りでも、営業トークでもない。
単純な“心理の事実”だ。
12月は
「情報を出した人だけが選ばれる月」
であり、
「迷う時間がないから、決断を後押ししてくれる人に流れる月」
でもある。
私は去年の失敗でこれを骨身にしみた。
今年は、同じ地獄を繰り返さないと決めている。
そして今、あなたはどうだろう?
カレンダーの白さに、心がざわついていないだろうか。
迷っているお客様に“あと一押し”を渡せているだろうか。
最後に、ひとつだけ置いておく。
それは
あなたを守ることでもあり、
お客様の未来を守ることでもある一言。
「埋まり始めています」
今年の12月、あなたはこの一言を言えるだろうか。